自然災害を目の当たりにして、今思う事

ヘルパーステーションゆいま~る 管理責任者 石鍋政美

7月28日の熊本地震や、8月13日千葉豪雨などの相次ぐ豪雨災害。
ニュースの映像はどれもこれも想像を絶するものでした。
あちこちで断水や停電が発生し、多くの住民の方々が不自由な避難生活を余儀なくされました。
そして足立区で震度5弱を記録した8月23日の地震。
26日にはネパールで氷河崩壊による大規模土石流。
いつどこで起きてもおかしくない自然災害に、どう向き合って行くかが大きな課題であることを痛感しました。
BCP(事業継続計画)は作成したものの、「今起きている災害に、微力ながらでも自分にできることがあるのではないか?」と自問自答する日が増えました。
被災地において、酷暑の中での片付け作業は、家族やご近所、ボランティア、市区町村レベルの対応では、とうてい手が回りません。
国や各都道府県が、まずは人命救助、そしてライフラインの復旧、被災者の健康管理といった課題に対し、しっかりと支援の輪を広げていくことが必要だと思います。

報道を見ていて、いつも気になっていた災害時の派遣チームが3つあります。

① DMAT(災害派遣医療チーム)・・医療重視。医師・看護師などの医療従事者
② DPAT(災害派遣精神医療チーム)・・こころのケア。精神保健指定医・看護師・精神保健福祉士
③ DWAT(災害派遣福祉チーム)・・介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士・保育士・介護支援専門員・看護師・理学療法士で、福祉職と医療職が協力して行う支援。

これらは、各都道府県単位で社会福祉協議会が窓口となって有資格者が登録し、定期的に研修もおこなっているそうです。
③DWATは、2011年の東日本大震災を機に設置されたそうです。
足立区介護サービス事業者連絡協議会からも代表が何人か派遣されました。

私は特に、②と③に強く心を動かされました。
人間はライフラインが1つでも欠けてしまうと心が折れてしまうそうです。
阪神淡路大震災以降の数々の自然災害において、被災者の心理的支援の必要性が高まったといいます。
命に関わるような強いストレスによって起こる「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」は、直ぐに発症することは少なく、数か月や何年かを経て、フラッシュバックやトラウマとなって発症するケースが多いそうです。

現地での活動は4名~6名のチームで編成され、期間は通常1週間程度の交代制だそうです。
参加するにはもちろん会社の許可が必要ですが、身体が動くうちに、被災者の「こころのケア」に寄り添えるこのチームの一員として、被災地に携わりたいという強い思いを抱いています。
いつでも行動に移せる自身の健康管理が大切だと思っています。

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