2000年4月1日、家族の介護負担を軽減し介護を社会全体で支えることを目的に、介護保険制度が始まりました。
26年の月日が流れましたが、私たち訪問介護事業所の運営は年々厳しいものとなっています。
3年に一度の制度改正は、私たちにとって、とても納得のいくものではありませんでした。
前回の改正時には、訪問介護の基本報酬がマイナス改定となり、実情を反映していないことに驚きました。
中でも今一番大変な問題として、人手不足があげられます。
建設、運送、警備、医療などの業界でも人手不足と言われていますが、訪問介護業界でも深刻で、事業所の倒産や廃業が年々過去最高を更新している状態だそうです。
ヘルパーさん、サ責らスタッフも段々と高齢になり、つばさのヘルパーさんの7割が65歳以上です。
体力的に限界ということで退職する方が増えても、代わりの人は入ってきません。
介護の仕事は魅力ある職業としては認められていないのでしょうか。
今後どうなっていくかがとても心配でなりません。
介護業界の人手不足対策として、外国人材の登用が広がっていると言われます。
訪問介護においては、昨年度から外国人材が訪問介護に従事できる条件が緩和されました。
しかし、生活習慣の違いや生きてきた歴史への理解、言葉の微妙なニュアンスの問題など、まだ高い壁があるように感じます。
デイサービスや介護施設等であれば、誰かがそばについてサポートすることができても、一人で利用者様のお宅に伺ってサービスを提供する訪問介護では、今まで当社で勤務してきた方々のように高いコミュニケーション能力がないと、利用者様の不安が募るばかりだと思われ、二の足を踏んでしまいます。
人手不足の要因として、他業種に比べて賃金が低い、離職率が高い、などはよく言われることです。
ただ、訪問介護業界の離職理由を調査した結果などを見ると、理由はそれだけではなく、むしろ「職場の人間関係、仕事への取り組み方」が一位になっています。
いつも依頼するお仕事をヘルパーさんが快く引き受けてくださることで、訪問介護事業所は成り立っています。
そして、いくつもある訪問介護事業所の中から、ゆいま~るやもやいを選んでくださっています。
そんなヘルパーさんたちの期待に、私たちサ責が十分にこたえているでしょうか。
気軽に相談できる環境が整っており、希望要望を受けとめ、ていねいにフィードバックしていくことで、安心安全で、自分の描く介護の仕事が実現できる、そういうヘルパーステーションであり続けたいと思います。
今年の夏も猛暑です。
今年から、最高気温40度を超える日には、猛暑日の上の「酷暑日」という名称が新設されました。
どうか皆様も体調管理をしっかりと行い、水分補給はもちろん、十分な睡眠、栄養を取って、今年の夏を乗り切っていきましょう。
