Well-being(ウェルビーイング)を目指して

ヘルパーステーションゆいま~る 管理責任者 石鍋政美


皆さん、お仕事お疲れさまです。

昨今テレビから流れるのは、毎日のようにウクライナの悲惨な戦争の爪痕や、北海道から沖縄までいつどこで起こるか分からない地震災害、線状降水帯と台風による水害、立てこもり事件、銃の乱射事件、強盗、物価高騰による家計への負担増と、暗いニュースばかりで、見るたびに気分が落ち込んでしまいます。
今までは、よその国で起こっている出来事で、ちょっと他人事のような気がしていて、日本は安全な国と過信していたのでしょう。
コロナ感染症が世界中で蔓延し、落ち着くまでのこの3年間は、マスク生活や外出自粛により飲食店や企業が閉店や倒産に追い込まれ、病院もパニックに陥る有様です。
私たちはこのような最悪な状態の中で、自分では気が付かないうちに心が満たされなくなってしまったように思います。

「well-being」という言葉を耳にした事はありますか? 
世界保健機関WHOの憲章前文に「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます」と記載されています。
そして最近またこの言葉の重要性が、企業で再燃してきていると聞きました。

例えば、ある企業はリモート環境に特化した仕事を良かれと思い始めたものの、コミュニケーション不足によるストレスへのフォローが疎かになっています。
また、少子高齢化による労働人材不足、ワークライフバランスや働き方改革における労働環境の整備、コロナ禍で一層高まった心身の健康や働き方への意識改革等といった課題を改善するために「well-being」を意識した取組みが再注目されているそうです。
スタッフが心身ともに健康な状態で、仕事にやりがいを感じながら働ける環境を維持していく。
その結果として業績アップにもつなげることができるといった考え方だそうです。
当社でも取り組む必要性があると考えています。

歳を重ねても健康で長く働くことができ、その為に日々のコミュニケーションを大切にストレスなく過ごす。
会社全体として「well-being」の実現を目指して行けたらと思います。
コロナ禍でも、皆さんの協力のおかげでクラスターを発生することもなく通常通りの運営ができたことに感謝しています。
これからも引き続きよろしくお願いします。

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