【安全衛生委員会】野菜の機能性成分について

衛生管理者 鈴木克重

1月の衛生委員会は「健康づくり~食生活編」です。今回は野菜の効用にスポットをあてました。


野菜はビタミン・ミネラルの供給源として重要であることはよく知られていますが、生活習慣病の予防をはじめ発がんの抑制にも有効だといわれている「機能性成分」に注目してみましょう。

「食物繊維」は腸内細菌のバランスを整え、脂質や糖質の吸収を抑制、排出を促進するなどの効果があります。また、βカロテン(にんじん、ほうれんそうなど)、リコペン(トマト、スイカなど)などが知られる「カロテノイド」、アントシアニンやイソフラボンが有名な「ポリフェノール」、たまねぎの血液サラサラ作用の成分「硫化アリル」などのキーワードは抗菌・抗酸化作用、さしずめ体内のサビ落としです。

勉強会のテキストにした農畜産業振興機構が公開しているパンフレット『野菜ブック~食育のために~』(抜粋)を事業所に一部ずつ配布しました。ぜひ手に取ってみてください。

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