五節句とともに

ヘルパーステーションゆいま~る葛飾 管理責任者 渡辺久美子

年が明け、大寒の頃から数年に一度のレベルの大寒波が長期間居座り、北日本の日本海側は災害級の大雪に見舞われました。
春が待ち遠しく感じます。

2月は季節の分かれ目「節分」で、鬼と冬の寒さ厳しさを追い払い、3月のひなまつりでようやく春がやってきます。
日本には四季があり、昔から根付いている季節ごとの行事やならわしがあります。
ひなまつりなどの「五節句」は、江戸時代から公的な行事として広まりました。
日々の暮らしの中でその季節の特徴が感じられる時でもあります。

■ 人日(じんじつ) 1月7日  七草
無病息災を願うために七草粥を食べ、新年の始まりに体調を整えます。
■ 上巳(じょうし) 3月3日  桃
女の子の健やかな成長と幸福を祈るため、ひな人形を飾り、ちらし寿司、はまぐりのお吸い物等、特別なお料理を楽しみます。
■ 端午(たんご) 5月5日  菖蒲
こいのぼり、武者人形を飾り、柏餅やちまきが供され、男の子の健やかな成長を願います。
■ 七夕(たなばた) 7月7日  笹・竹
短冊に書いた願い事の実現を願うものです。星空の下で食べるそうめんが七夕の行事食です。
■ 重陽(ちょうよう) 9月9日  菊
菊の花を飾り、菊花酒を飲み長寿を祝うために行われ、高齢者の健康や長命を祈る意味が込められています。

ひなまつりや端午の節句は皆さんの家庭でも行事のひとつになっていると思いますが、地域や学校行事などを通じても、次世代に伝えられています。
季節の節目を祝う節句は、季節に合わせた特別な食べ物や飾りを楽しめます。
家族の絆を深め、地域での行事に参加し交流を楽しむことは、高齢者の生活に季節感や彩りをもたらし、QOL向上にもつながります。
昭和の頃はおひなさまの八段飾りや大きなこいのぼりを良く見かけましたが、最近ではあまり目にしなくなりました。
本社4階では毎年八段飾りのおひなさまを飾り、華やかさと春の訪れを感じさせてくれます。
是非立ち寄ってみてください。

我が家では子供が小さい時にはひな人形(親王びな)や兜を飾りましたが、今は天袋にしまったままになっています。
それでも数年前に、事務所近くの地区センターのお祭りで買った手の平に乗る小さなおひなさまとお内裏さまを飾り、ちらし寿司、桜餅、柏餅は毎年欠かさず食べています。

五節句は健康長寿への願いがこめられ、子供から高齢者の方まで共有できる良い機会です。
季節を感じながら美味しい食べ物で楽しく行事を続けていきたいものです。

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