気候変動を憂う

ゆいま~るつばさ 所長 家高澄子


昔から、暑さ寒さも彼岸までという言葉がありますが、昨今その言葉が消滅しそうな状況になっています。
今年は特に、例年になく暑い夏になりました。
9月末になっても真夏日が何日も続き、コロナウイルスもまだまだ猛威をふるい、インフルエンザと相まって大変な状況になっています。
10月に入ってやっと秋らしくなってきたと思ったら、今度はいきなり最高気温が16.5度と、もう冬です。

日本には美しい四季があったのに、その四季もなくなりそうで、春と秋がとても短くなっているように感じます。
地球温暖化が進み、現在では地球沸騰化とまで言われています。
地球全体がおかしくなってきているように感じます。
地震、台風、豪雨、竜巻、山火事と、世界中で大変なことが起きています。
今後地球はどうなっていくのでしょうか。
私たちも日ごろから、そういう災害に対して備えていかなくてはいけません。
今、事業所では、BCPの作成が義務付けられています。

また、日本中で生態系も崩れてきているようです。
いつもの時期に咲く花が咲かず、予定していたお祭りができなかったり、紅葉もしなかったり等。
食欲の秋で楽しみにしているサンマはあまりとれなくなり、丸々太った物はほとんど見ることができません。
松茸も、日本産はほとんどとれなくなっているとのこと。
お米もこの暑さで品質が悪いと報道されています。
北海道でとれるはずのないブリが大漁で、シャケがとれなくなってきたり、また、野菜は暑さにより葉物はやけてしまい売り物にならなかったり、果物も日焼けしてしまい売り物にならなかったりなど、多々あるようです。
冬に鍋物にかかせないネギも、暑さと雨が降らないため、生産量が6割程度しかなかったりと、私たちの生活にも多大な影響が出ています。
今後どうなっていくのでしょうか。

私たち介護職の役割も、今以上に大切になっていきます。
今年の暑さは私たち健常者でも辛いものがあります。
高齢者、障がい者、虚弱体質の方々は大変な思いをされていることでしょう。
日頃より利用者様の変化に気づき、目配り、気配り、心配りをもってサービスに努めていただきたいと思います。
ゆいま~る、もやいは日頃より学びの心を忘れず、ヘルパーさんに対する研修も月一回行って研鑽を積んでいます。
それによってより上質なサービスができるよう日々努力しております。
共に頑張っていきましょう。

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