いらないものを整理して身軽に生きよう

ヘルパーステーションもやい・西新井 管理責任者 井伊久美子


暑い夏を乗り超え涼しい風が吹く季節になりました。
ベランダに咲いているハゼランの花が終わり、赤茶色の実がなり、実が爆ぜて種が飛び出します。
種は5~6年前にヘルパーさんからいただいたもので、ベランダの鉢に置いただけのものでした。
ハゼランは漢字で「爆蘭」と書きます。
おやつ時間の3時ころに開花することから三時草と呼ばれることもあり、また小さな実が放射状になっていることから江戸の花火といった別名もあるそうです。
もともとハゼランは観賞用として輸入されたものでしたが、とても繁殖力が強いので、今では道端にもたくさん咲いています。
鉢植えのハゼランが芽を出すと夏の到来を感じ、花が終わるとだんだんと日差しに秋を感じることができます。

ここ数年前より、休日に部屋の模様替えをしたり、友人と食事を楽しむ機会が増え、いつの間にか休日を有意義に過ごしていることに気づき、心に余裕があるなと感じる機会が多くなりました。
そんな時ふと頭をよぎるのがワークライフバランスという言葉でした。
ワークライフバランスは、平成19年に「仕事と生活の調和憲章」と「仕事と生活の調和推進のための行動指針」が制定され、企業には従業員のワークライフバランスを整えることが義務付けられました。
さらに、平成31年には働き方改革関連法が順次施行され、労働時間や待遇を見直す風潮が強まったと書かれています。
ただ単に仕事を減らして楽にすることや、仕事のために生活を犠牲にするなどの考え方ではなく、仕事と生活が共に充実し、相乗効果を生み出すことが理想的なワークライフバランスだとされると記されています。
仕事と生活のスイッチの切り替えを上手く行うことが大切だと思います。
私たちは生活の中では視界からも色々な情報を得ていて、それが多いほどエネルギーを消費していると言われています。
そのため、机の周りが散らかった状態では、仕事をしていてもエネルギーを消費してしまいやすく、集中力の低下なども招いてしまいます。
また、自宅が散らかっている状態でプライベートの時間を過ごしても、リラックスしにくいと思います。
定期的に机の上や自宅の片付けをして、きれいな状態を保つようにすることが良いようです。

2010年に新語・流行語大賞にノミネートされた「断捨離」という言葉があります。
断捨離の一語一語には意味があり、ヨーガの業法が元になっていると書かれ、単なる片付けとは異なるものとされています。
新たに手に入りそうな不要な物を断わり、家にずっとある不要な物を捨てる、物への執着から離れると書かれています。
「もったいない」という固定観念に凝り固まった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようという思想だそうです。
まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品ロスは、もったいないことと思いますが、何年間も袖を通していない衣類や使わない食器などは、リサイクルショップなどを利用して他の方に使っていただくなど工夫をすれば有効活用ができると思います。
収納家具を買い足してさらに部屋を狭くするのではなく、ため込んだ物を捨てるように心がけたいと思います。
断捨離の思想を取り入れ、仕事場でも自宅でも心地よい空間を作り、快適な生活を送りたいと思います。

 

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