予期せぬ出来事に心構えを

ヘルパーステーションゆいま~る 管理責任者 石鍋政美


この2年間、テレビで新型コロナウイルス関連のニュースを目にしない日はありません。
医療のひっ迫は依然続き、高齢の方などは救急搬送される中で、受け入れてくれる病院探しにたいへん時間がかかる状態です。
急に発熱してかかりつけ医に相談しても、発熱している状態の人は受け入れてもらえず発熱外来扱いとなります。
PCR検査が受けられたとしても、大半が軽度者ですから自宅療養となり、その自宅療養者数の増加が著しく、保健所の業務はパンクしているとも聞きます。
一方でさらに感染力の高いBA.2株への置き代わりが進み、第7波がもうそこまで来ているという、そんな不安な毎日を送っています。

参考になるかはわかりませんが、我が家でも1月末に、家庭内でコロナ感染がありました。
その時に気をつけた点をいくつか紹介させて頂きます。

自宅は昔ながらの木造家屋で、部屋の仕切りは襖と障子だけです。
家庭内隔離などできる状態ではありません。
必要以外は絶対に部屋を出ない。
トイレは使用後には必ず消毒。
襖、ドアノブ、洗面所もその都度消毒。
食器はすべて紙の使い捨てのものにして、その都度スーパーの袋に入れて縛り、45リットルのごみ袋に捨てる。
風呂場は最後の人が入ったら窓全開で掃除し、消毒し拭き上げ、換気扇はつけたままにしました。
接触しないために会話はすべて携帯電話で。
その努力の甲斐もあってなのか、家庭内感染は最小限で済みました。

私達の仕事は対人援助です。
常に相手の方がいらっしゃいます。
仕事用のマイバックには、ディスポグローブを最低3組、手指消毒用アルコール、不織布マスク、替えの靴下、タオル、ゴミ袋を常備し行動してください。
防護服一式は、必要時に会社から支給しています。

自然災害や新型コロナ感染症の蔓延など、予期せぬ出来事が世界中のあちらこちらで起きています。
ロシアのウクライナ侵攻では、この21世紀の世の中にありえない光景が毎日報道され、目をおおいたくなる事態が続いています。
非常災害にどのように対応していくか。
いかに多くの事態を想定し、必要な準備を整え、災害発生時には迅速な判断をし行動していけるかを、会社として、あるいは個人や家族として考え、全員が力を合わせ取り組んでいく時が来ていると感じています。
今まで以上に皆さんのお力を貸してください。
大変な時こそ、「ゆいま~る」と「もやい」のサービス名称の意味するところを念頭に置いて、力を合わせ乗り切っていきましょう。

 

お知らせ一覧へ戻る