
一年の中で最も日差しが強いとされる7月。
いよいよ本格的な夏が到来し、猛暑で体調を崩しやすい時期でもあります。
先日、東京都介護保険課より「訪問介護サービス暑さ対策緊急支援事業」として、熱中症予防につながる物品の購入に対して補助金が出るというお知らせがありました。
年々熱中症警戒アラートの発令日数が増えている中で、訪問介護員は高齢者宅を自転車で移動しており、クーラーを使用していない家もあり、入浴介助では室温を高齢者の体感に合わせるため、暑い中でサービスを行なわなければなりません。
「ヘルパー自身に熱中症の危険がある」という事業者からの支援を求める声への対策の一環とのことです。
空調服・冷却ベストの他、おなじみのネッククーラーやアイスリングなどが暑さ対策グッズの例として挙がっていました。
熱中症は誰にでも起きるものですが、多くの人が油断をしてしまいがちです。
熱中症を予防するための基本的なこと、小まめな水分補給や適度な塩分摂取など、またエアコンを使用して室温調整することは非常に大切なことです。
熱中症予防を心掛け、今年の夏を乗り切りましょう。
7月と言えば、日本の夏の風物詩の一つである「七夕」を思い浮かべる方も多いかと思います。
その中でも「七夕物語」は有名な神話です。
織姫と彦星が結婚し、幸せな新婚生活をスタートさせますが、二人とも遊びほうけて仕事を殆どしなくなりました。
これを見た天界の神様が2人を罰として引き離すことにしました。
毎日泣き暮らす2人の姿を見て、真面目に働くのであれば一年に一度だけ会うことを許すという約束が交わされ、年に一度会える日が7月7日ということです。
単なる恋愛物語ではなく働くことの大切さ、願いを込めることの意味などを教えてくれています。
七夕の日には、毎年多くの人々が短冊に願い事を書き笹の葉に飾る光景が見られます。
笹や竹は生命力が強く邪気を払うと考えられ、天に向かって伸びるため願い事が届くと言われています。
今年はどんな願い事を短冊に書きましょうか。
「健康で長生きできますように」、「老後に困らない貯蓄ができますように」とか。
色々と考えると願い事は一杯です。
「苦しい時の神頼み」ということわざがありますが、もともと信仰心のない人が苦しい時や困った時にだけ神仏に助けを求めるという意味だそうです。
それを思えば、願い事を短冊に書く時は、ある程度頑張れば目標に達することをお願いするとよいのかもしれません。
健康でいるためには、暴飲暴食をせず早寝早起きをして、病気の早期発見をするためには、毎年健康診断を受ける。
老後の貯蓄を増やすには、真面目に働き会社に貢献して給料アップ。
衝動買いをせず、質素に暮らすのが良いか、それとも投資をするとか。
今年の七夕では「健康第一」、「地球温暖化防止」という願い事をしようと思っています。
エコバックを利用し、食品ロスを減らして、省エネを心掛けることなど、私にも協力できることがあります。
地球温暖化が少しずつ改善され、真夏の気温上昇が少しでも抑えられればと思います。
他に願いを込めることがあるとすれば、争いごとが無くなり、「平和な世界・平和な世の中であるように」でしょうか。
みなさんは何を願いますか?