「足立の花火」にむけて

ヘルパーステーションもやい・綾瀬 管理責任者 岡島好子

この号が皆さまのお手元に届く頃には、今年の「足立の花火」は無事開催されているでしょうか。

昨年7月20日の「第46回足立の花火」は、当日の直前まで予定通り開催する方向で有料席の入場が行われていましたが、直前に天候が崩れ、ひどい雷雨になりました。
大勢の人が集まり、花火を待ち望んでいた時の稲光。
待っているのは雷じゃないのに・・・。
安全な花火大会の開催に支障をきたす恐れがあるとして、開催20分前に中止が発表されました。
予定通りにいかないことはよくありますが、相手が天候ではどうしようもありません。
北千住駅は土手から帰る人達であふれていました。
花火大会の準備をしていた足立区職員の方々、協賛した各企業の方々(もちろんゆいま~るも)、有料席を購入した方々、足立の花火を楽しみに集まった方々の気持ちを思うと本当に残念でしたが、怪我人が出なくて良かったと思うしかないのかもしれません。
この4月にも、奈良市でサッカーグラウンドでの落雷事故があり、土手のような開けた場所では、雷がどこに落ちるかわかりません。
大勢の人が集まるイベントでは、安全がなにより大切です。

今年、「第47回足立の花火」は、豪雨や台風による中止リスクや熱中症など健康上のリスクの対策として、7月開催ではなく5月31日(土)開催に変更されました。
千住宿開宿400年を記念して特別に1010発が追加され、1時間で約14,010発の花火が打ち上げられるそうです(昨年の隅田川花火大会は1時間半で2会場合わせて2万発)。
大量の高密度花火で、感動と興奮の素敵な1時間が過ごせることでしょう。
音楽花火、レーザー光線などの見どころもあるようです。
浴衣姿のカップルや実家に帰ってきて昔の友人と花火鑑賞など、年々豪華になる花火大会は、きっと思い出の1ページに輝き続けるでしょう。

私も、夫と子供と、今は亡き父や母と、一緒に花火を見に行ったことを思い出します。
結婚して大田区に住んでいましたが、花火の日は実家に泊まっていました。
豪華な花火とは違う線香花火も、私の思い出のページにあります。
火種を落とさないように楽しんだ線香花火の思い出です。
豪華ではないけど、心がほっとする花火です。

さて当日の私たちはというと、月末処理の真っただ中で、業務が切り上げられるかどうかは定かではありません。
ちょうど花火の時間にお仕事をお願いしているヘルパーさんもいらっしゃいます。
行かれる方は、どうか私たちの分も、豪華な花火大会を楽しんできてください。
人出が多い中での移動など、事故のないように十分気をつけてください。

お知らせ一覧へ戻る